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3人制テニス「トリプルス」って何?リベロとボールとルールの話

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テニスの1対1はシングル、2対2はダブルス、そして今年ついに正式な大会が開催された3対3のテニス、それが「トリプルス」です。

トリプルスではリベロと呼ばれるプレーヤーが増えます。それに伴いトリプルス特有のルールが作成されました。

また、試合球は通常のテニスボールよりも柔らかいグリーンボールと呼ばれるボールが使われます。

トリプルスについて詳しく解説します。

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トリプルスとは?

ダブルスにリベロを加えたのがトリプルスになります。

日本テニス事業協会(JTIA)が、普及に力を入れているテニスの新種目です。

2018年8月4日~5日に北海道札幌市で日本初の(世界初でもある)「第1回テニス・トリプルス全国大会 in 北海道」が開催されました。

大会の概要はこちら
トリプルス全国大会のパンフレット

トリプルスの概要が分かる動画はこちら
テニストリプルス 概要編

使用するボールは?

グリーンボールと呼ばれる、通常の黄色のボールよりも反発力の小さい、つまり飛ばないボールが使われます。

これは初心者やシニアでも手軽に楽しめるようにという理由で、体に負担の少ない低反発のボールが採用されたようです。

ちなみにテニスボールはITF(国際テニス連盟)が子供向けのプログラムの中で、年齢に応じて使用するボールを推奨しており、反発力が小さい順に、レッド → オレンジ→グリーンとなっています。

グリーンボールは通常のイエローボールよりも25%遅い(飛ばない)ボールです。

リベロとは?

リベロというと、バレーボールのリベロを連想するかもしれませんね。

バレーのリベロは守り専門の選手でアタックは禁止されていますが、トリプルスのリベロは攻撃OKです。スマッシュもポーチも禁止されていません。他の二人のプレーヤーと同じことができます。

ただし、サーブ側のリベロはサーバーがサーブを打つまではエンドラインより後ろ(かつサーバーと反対サイド)にいないといけません。

サーバーがサーブを打つ前にエンドラインから中に入るとフットフォールトとなります。

レシーブ側のリベロは自軍の好きな場所からスタートできます

リベロは2ゲーム毎に3人で順に交代します。

バレーではリベロとして登録されたら試合中はずっとリベロですが、トリプルスでは2ゲーム毎にリベロ担当の人が変わっていくということですね。

少し複雑なので、まずダブルスを思い出してみましょう。

サーブ権を取って最初にサーブをする人を例に取ると、

サーブー

レシーバー

パートナー

レシーバー

(パートナーとはサーブ側のサーバーではない方のプレーヤー)

というサイクルとなります。

ではトリプルスではどうなるかというと、

サーバー

リターン側リベロ

サーバー側リベロ

右サイドレシーバー

バートナー

左サイトレシーバー

というサイクルになります。

ダブルスではレシーブのサイドは試合中はずっと固定ですが、トリプルスでは右サイドも左サイドも担当しないといけないわけです。

バレーボールのローテーションに似ていますね。

リターン側の方が有利?

私は実際にトリプルスの試合を経験したことがないので、ここから先はダブルスをベースとした推測となります。

ダブルスでは二人ともネットに詰めたほうが有利とされていますが、トリプルスでも同じことが言えるはずです。

トリプルスの場合、レシーブ側のリベロは相手がサーブを打つ時にどこに居てもよいというルールなので、最初からネット近くで待っていることができます。

それに対してサーブ側のリベロは味方サーバーがサーブを打つまではエンドラインを超えることができません。

つまり、レシーバーがリターンした瞬間の両布陣ですが、サーブ側は前衛1人+後衛2人であるのに対して、リターン側は前衛2人+後衛1人ですから、圧倒的にリターン側が有利な陣形であると言えます。

ということは、(レシーバーが相手前衛にボレーされずにそれなりのリターンが出来たという前提では)、形の上では圧倒的にレシーバー側が有利だと言えそうです。

これもバレーボールに似ていますね。

さらに、リターナーがリターン&ダッシュをしてコートど真ん中辺りまで進んだとします。

他の2人は既にネット近くにいるわけで、Vの字型の陣形になります。

これはサーバー側からするとやっかいです。ネットにはすでに2人居るし、ダブルスのセンターセオリーで2人の真ん中を狙おうとしてもそこにも1人居るのです。

かなりの圧力を感じるでしょうね。

そこでロブで逃げたくなりますが、どこに上げてもスマッシュが返ってきそうな気がしますよね。悪夢です。

というわけで、そのV字の相手をどう揺さぶって陣形を崩していくのかが、トリプルスのゲームで一番考えるべきポイントなのでしょうね。

ポスレ
ダブルスでは平行陣と雁行陣という陣形が一般的だけど、トリプルスでは色々な陣形が考えられるね。

V字陣形のほかに、3人が斜めに一直線になる雁行陣とか、1人前衛+ダブ後とか、トリプル後衛もあるかもね。

あとは1人がコートど真ん中で2人が後衛とかね。

コートも道具もそのままで、ボールだけ変えればすぐにゲームができるから、これから流行るかもねー。

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