それでも明日はくる

ポスレ通信

テレビ・芸能

なぜ「黄昏流星群」の評価と感想はドラマと原作でこんなに差がでるのか?

投稿日:

テレビドラマ「黄昏流星群(たそがれりゅうせいぐん)」が始まりましたが、ドラマを観た視聴者の感想はあまり芳しくありません。

黄昏流星群は、島耕作シリーズで有名な弘兼憲史が描いた同名のコミックが原作ですが、原作と比べて明らかに評価が低いです。

ドラマとコミックで何がそんなに違うのかを比較して、ドラマが低評価の原因を探ってみましょう。

sponsored link



Embed from Getty Images

原作コミック「黄昏流星群」の評価と感想

原作コミックは5段階で4.1という高い評価を受けています。

主な感想はこんな感じです。

・人生について考えさせられます。
・老いてももう一花咲かせようという気持ちが大事だと気づかされました。
・男性の願望丸出しですが、女の私が読んでも不快になりません。
・泣きました。色々と考えさせられました。
・こんなに心が揺さぶられる作品はなかなかないと思います。
・色々あるのが人生、色々あってもいいんだと思いました。
・中年になっても恋をしていいんだと気づかされました。
・主人公の心理がじっくり描かれています。
・フィクションなのは分かっていても、リアリティがあり、いつか自分にも起こるかもと何度も読み返してしまう。
・自分と同じ年代の女性が描かれていてハマってしまいます。内容が奥深く考えさせられます。
・ちょっとエロくて泣ける漫画です。人生観を見直せます。

殆どの人が大人(中年)の恋に肯定的だと感じました。

特に男性側の心理がよく描かれているので、主人公がなぜそのような行動を起こすのかがよく分かり、そして共感できるようです。

そして作品を描くに当たり作者がよくリサーチをしているためリアリティを凄く感じます。

大人の恋なんて若者と比べて大っぴらにできるものではないので、その実態が分からないのが現状だと思いますが、この作品を読めば、実は大人だって悩んだり絶望したり色々な感情に襲われながら異性を好きになるのだということが分かる作品です。

▽今ならこちらで原作コミックを無料で読めます。
めちゃコミック「黄昏流星群」

ドラマ「黄昏流星群」の評価と感想

さて一方のドラマ版の感想ですが、かなり評価が低く、5段階で2.1です。

主な感想は次のとおり。

・原作と全く違う。佐々木蔵之介と黒木瞳ではかなり老けて見える。
・登場人物や主人公の名前が違う。酷過ぎる。
・中高年の不倫ドラマ見ても気持ち悪いだけ。
・じじいの願望がキモいわ。
・左遷で辛いからといって、いきなり出張と嘘をつき外国に行って偶然出会った日本人の黒木瞳に惹かれて、初対面で部屋に連れ込みキスをするなんてただのエロおやじです。
・主人公が不倫に傾く心情がイマイチ伝わって来ない。
・役者さんが演じるドラマにすると急にリアリティがなさ過ぎて興ざめしていまう。
・中山美穂の演技がアイドルの時のままで下手すぎる。

8〜9割がこのような感想となっていますが、中には肯定的な感想もいくつかあります。

・佐々木蔵之介さんとは同世代ですが、男目線で見て気持ちが痛いほど伝わりました。
・こういう大人のドラマを待っていた!

なぜドラマと原作で評価に差があるのか?

黄昏流星群に関しては、原作はほぼ肯定的な感想が占められるが、ドラマになるとほぼ否定的な感想で埋め尽くされる、という両極端な現象が起きています。

ドラマの感想をもう一度見てみると、キャストに対する不満が多いことに気がつきます。

もう一つ、原作を忠実に再現していないという意見も多いです。

この二つは原作があるものを映像化した時に常に起こる問題だと思うので仕方ないと言えば仕方がないことなのでしょう。

たしかにドラマの登場人物は原作に比べると美人度、イケメン度が高いですね。

原作では男性の主人公は少しもっさりした感じだし、女性の主人公は若い頃は美人だったように見えますが今は少しぽっちゃりしていてオバサン化しています。男性の妻はお世辞にも器量が良いとは言えない顔立ちです。娘も冴えない顔です。

そのどこにでも居そうな普通な感じがリアリティを高めているのに、ドラマでは特に女性陣は美人ばかりでリアリティを薄めてしまっていますよね。

これではなかなか感情移入できませんよね。

原作コミックの黄昏流星群は、1組の男女の物語というストーリーがほとんどで、今回のドラマのように父の恋物語と妻(原作では娘)の恋物語という複数の男女の物語を、同じ家族内で描くのはやはり現実離れしていて感情移入ができない人が多いのでしょう。

原作を知っている人からすると、人生を折り返した普通の疲れた中年たちが、運命の相手と巡り会い、残りの人生を少しだけ豊かなものにしていく、というストーリーを期待しているはずです。

こんな普通で平凡な自分にだって起こるかもしれない小さな奇跡を期待してドラマを見るわけですが、何から何まで現実離れしていてリアリティに欠ける設定というのが視聴者を失望させたわけです。

原作のないドラマだったらここまで低評価にはならなかったかもしれませんね。

sponsored link

sponsored link

-テレビ・芸能

Copyright© ポスレ通信 , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.