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社長がテニス好き?なぜNittoはATPファイナルズの冠スポンサーになったのか?

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さて、昨年(2017年)からファイナルズのタイトルスポンサーが日本企業のNitto(ニットー)になりました。

Nittoとは日東電工株式会社(英語では Nitto Denko Corporation)のことです。

2009年から2016年までATPツアーファイナルズのタイトルスポンサーは英国のバークレイズ銀行でしたが、なぜNittoが2017年からタイトルスポンサーとなったのでしょうか?Nittoの社長がテニス好きなのでしょうか?

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2017年のNitto ATP ファイナルズ

Nittoがスポンサーになった本当の理由

Nittoの高崎秀雄社長の趣味は残念ながらテニスではないようです。「趣味はゴルフとピアノ」と2014年の化学工業日報で紹介されています。

ではなぜNittoがテニスのビッグイベントであるATPツアーファイナルズのタイトルスポンサーになったかというと、Nittoはスポーツに限らず世界の100近いイベントを検討した結果、この大会に至ったということのようです。

「世界の舞台で1年間通じて頑張ったトップ8を応援するのがコンセプト。固有の選手へのこだわりはありません」と高崎社長はコメントしていますが、ちょっと残念ですね。

「個人的にはもちろん錦織選手を応援してますよ」くらい言って欲しかったですね。

しかしながら当然企業としては錦織選手が活躍するのを見越しての選択だと思います。

昨年は錦織選手は怪我の為トップ8に選ばれず出場してないので、テニスファン以外には宣伝効果はなかったと思いますが、今年は念願叶って錦織選手が出場します。

昨年大会をテレビ等で観た人は分かると思いますが、とにかく「Nitto」の文字が目立ちます。「Nittoって何?」と興味を持つ人が続出するはずです。

スポーツニュースでも取り上げるだろうし、Nittoの知名度は上がっていきますね。

まあ本当に「固有の選手へのこだわりがない」なら、そして「頑張った8人を応援」するなら、2020年までの4年間と言わず、10年くらいタイトルスポンサーをすればいいのにと思ってしまいますが・・・。

錦織選手が出場する可能性が高いのが2020年までという判断なのでしょうね。まあ、その辺りは企業なのだから仕方ないとは思います。

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Nittoは挑戦する企業

Nittoは2005年から13年間、大阪国際女子マラソンに協賛してきましたが、それは「挑戦し続ける選手を励ましたかった」という思いがあったようです。

Nittoの経営理念の一つに「Creating Wonders」があります。これは「一人一人が驚きと感動を生み出すことに果敢に挑戦する」ということのようです。

Nittoという企業は挑戦する企業であり、同時に挑戦する人(従業員を含めて)を応援する企業でもあるということです。

たしかにATPファイナルズに出場する8名の選手は挑戦し続けたからこそそこに辿り着いたと言えます。そんな8名を応援するのはNittoの経営理念にも合致するところがありますね。

また、高崎秀雄社長の名言にも「挑戦」という言葉が含まれるものがいくつかあります。

リスクがあっても、挑戦し続けることが大事。画期的な製品は、挑戦して失敗しての繰り返しの中からしか生まれない。
最近は移動社長室というのをやっていて、余裕のあるスケジュールで各拠点を回るようにしています。その時はできる限り若い人とおしゃべりする。しどろもどろでもいいからと若い人に工場を案内してもらうんです。そこで「あなたは今、挑戦していますか」と聞いています。本社の社長室に閉じこもっていても、いい話しか入ってきませんよ。

「リーダーたちの名言集 名言DB 髙﨑秀雄の名言」から引用

Nitto高崎社長の名言の中に錦織選手を示唆する言葉を発見

名言つながりでもう一つ高崎社長の名言をご紹介します。

野球で例えれば、10勝0敗のピッチャーをうちは雇わない。後で立ち直れないぐらいの負けをやることがありますから。負け越しはだめですが、7勝3敗ぐらいがいい。接戦で敗れることもあれば、自分はよかったけれども中継ぎや後継ぎがダメで負けることもあるでしょう。こうした「負け方」をむしろ味わってほしいと思っています。

10勝0敗のピッチャーなんて、1981年の日ハム・間柴(15勝0敗)と2013年の楽天・田中(24勝0敗)くらいしかいないって!とツッコミを入れたくなりますが、それは置いておいて…

7勝3敗というのは勝率7割ですね。

錦織選手の今年の勝率は42勝19敗で0.689、キャリア通算では373勝174敗で0.682と、ほぼ勝率7割なのです。

というわけで錦織選手は、実は高崎社長が求めている人材のイメージと奇(く)しくも合致していたのです。

ちなみにジョコビッチとフェデラーは8割越え、ナダルも8割越えで今年に限っては9割越えと高崎社長には雇ってもらえない数字を叩き出しています。

Nittoは何の会社なのか?

Nittoは1918年創業なので今年で創業100周年です。電気機器に欠かせない絶縁材料の国産化を実現するために東京で創業しました。

現在は様々な製品を製造していますが、有名なのは両面テープでしょうか。基幹技術は粘着技術や塗工技術です。

それらの技術をベースとして、他にもエレクトロニクス業界、自動車、住宅、インフラ、環境、医療関連などの領域で活躍しています。

こちらの企業CMを見たら少しは分かるかも。色々な物に使われているということです。

高崎社長の名言をもう一つ。

儲かるかどうかではなく、儲けるんですよ。

なるほど。こう言われたら「そ、そうですね…」としか言えません(笑)

バークレイズ銀行はなぜタイトルスポンサーをやめたのか?

2009年から2016年までATPワールドツアーファイナルズのタイトルスポンサー契約をしていた英国のバークレイズ銀行ですが、2016年を最後に契約を終了させています。

サッカーのイングランド・プレミアリーグのタイトルスポンサーも同時に終了させています。

バークレイズ銀行のスポンサー契約グローバル責任者、ネイサン・ホーマー氏はインタビューでこう語っています。

「自分の企業の名前を一番目立つ場所に掲げてもらうために大金を支払うことは、ビジネスとしてわれわれにとってもはや重要な意味を持たない」

平たく言うと、経営が悪化してタイトルスポンサーを続けるお金がないってことですね。

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