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日露対決!紀平かザギトワか宮原か?2018グランプリファイナル優勝予想してみた

更新日:

12/6から始まるフィギュアのグランプリファイナルですが、女子は出場枠6名のうち日本から3選手、ロシアから3選手出場というまさに【日露対決】とでも呼びたくなる顔ぶれとなりました。

紀平梨花、宮原知子、坂本花織、ザギトワ、トゥクタミシェワ、サモドゥロワの6選手がグランプリ優勝を賭けて争いますが、誰が優勝してもおかしくない豪華な大会となります。(メドベージェワ選手が出場を逃したのは意外でしたね)

それにしてもグランプリシリーズ第6戦のフランス杯で三原舞依選手が2位ではなく1位だったら(紀平選手との差はわずか3.11)、この三原選手も含めて日本から合計4名がグランプリ出場ということになっていました。惜しい!もう少しでこの記事に書いた通りのことが起こっていたのにー!
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さて、グランプリファイナルですが、誰が優勝するのか?全く分かりませんが、出場者6名のグランプリシリーズのスコアをもう一度見直してみると面白いことが分かりました。優勝者予想のヒントになりそうです。

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グランプリシリーズの獲得ポイント

まずはグランプリファイナルに出場する選手が各大会で獲得したポイントの確認からですが、見事にロシアと日本で二分されていますね。ロシア3選手の合計点が80点、日本3選手の合計点が82点で互角です。

選手 1 2 3 4 5 6 合計
アリーナ・ザギトワ ロシア 15 15 30
紀平梨花 日本 15 15 30
宮原知子 日本 15 13 28
エリザベータ・トゥクタミシェワ ロシア 15 11 26
坂本花織 日本 13 11 24
ソフィア・サモドゥロワ ロシア 11 13 24

<大会名>
1…スケートアメリカ
2…スケートカナダ
3…GPSフィンランド
4…NHK杯
5…ロステレコム杯
6…フランス杯

優勝回数はロシア3回(ザキトワ2回、ツゥクタミシェワ1回)、日本も3回(紀平2回、宮原1回)と同じ。順位はロシアが1位、4位、6位で、日本が2位、3位、5位でこれまた互角。

団体戦ではありませんが、もしも団体戦なら、ロシアの大将は優勝2回のザギトワ選手で、日本の大将は同じく優勝2回の紀平選手ということになるでしょうか。(シニアデビューしたばかりの紀平選手には荷が重いですかね。でも安心してください。団体戦ではありませんので…)

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ロステレコム杯で優勝したザギトワ選手

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フランス杯で優勝した紀平梨花選手

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スケートアメリカで2位の坂本花織選手、1位の宮原知子選手、3位のサモドゥロワ選手

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スケートカナダで優勝したトゥクタミシェワ選手

グランプリファイナル出場者のシリーズ獲得スコア

さて、グランプリファイナル優勝の行方を占う上で重要なのは各選手の直近の大会での演技内容です。

演技内容を数値化したものがスコアになるわけですから、各大会でのスコアを見ていくと何かが見えてくるはずです。

ファイナル出場6選手はそれぞれグランプリシリーズ2大会に出場しています。その時のショートとフリーの得点を下にまとめてみました。ポイントとなる得点には色を付けましたが、その説明は後ほどします。

選手(大会) SP FS 合計
基礎点 GOE 構成点 基礎点 GOE 構成点
ザギトワ(3) 28.33 4.80 35.77 61.98 12.30 72.11 215.29
ザギトワ(5) 33.23 10.30 37.25 58.02 10.66 73.49 222.95
紀平梨花(4) 34.09 4.31 32.19 68.75 18.42 67.55 224.31
紀平梨花(6) 28.49 7.02 32.13 62.90 9.33 66.05 205.92
宮原知子(1) 32.53 6.89 34.44 61.91 13.09 70.85 219.71
宮原知子(4) 31.49 8.84 35.75 60.55 11.34 71.50 219.47
トゥクタミシェワ(2) 35.39 7.00 31.83 60.35 4.91 64.84 203.32
トゥクタミシェワ(4) 34.99 8.19 32.99 64.25 11.96 66.64 219.02
坂本花織(1) 30.49 7.43 33.37 62.23 13.18 67.20 213.90
坂本花織(3) 27.72 -0.79 32.33 60.76 12.20 67.20 197.42
サモドゥロワ(1) 30.73 5.09 28.59 61.11 10.96 62.22 198.70
サモドゥロワ(5) 30.73 6.27 30.40 58.96 8.11 63.54 198.01

<大会名>
1…スケートアメリカ
2…スケートカナダ
3…GPSフィンランド
4…NHK杯
5…ロステレコム杯
6…フランス杯

※基本的にはSP(ショートプログラム)とFS(フリースケーティング)の基礎点、GOE、構成点を全部足すと右端の「合計」の点数になりますが、演技中に転倒などして減点された場合はその分減点されています。

基礎点、GOE、構成点、減点について

ジャンプ、スピン、ステップ(正確にはステップシーケンス)の3つの技のことを要素(エレメンツ)と呼びますが、基礎点とはその要素に対する基本的な点数のことです。難しい技には高い基礎点が付きます。

疲れてくる演技の後半には基礎点が1.1倍になるというルールがあります。スタミナに自信があれば、難しい技を後半に持ってくるという戦略も当然ありです。

GOEとはGrade Of Execution の頭文字を取ったもので、技の出来ばえが良ければプラス、悪ければマイナスされるものです。-3 から 3 まで7段階で評価されます。

坂本花織選手のGOEが -0.79という箇所がありますが、多くの審査員が坂本選手のパフォーマンスの出来ばえが悪かったと評価した結果 マイナス評価となってしまったわけです。

構成点とは演技構成点のことで、5つの項目から成ります。その5つの項目とは、スケーティング技術要素のつなぎ(ジャンプやスピンなどの技と技とのつなぎ)、動作/身のこなし(いわゆる演技力)、振り付け/構成音楽の解釈の5つとなります。

最後に減点ですが、代表的なものに転倒があります。1度目、2度目は-1点、3度目、4度目は-2点、5度目以降は-3点となります。他には演技時間の過不足でも減点となります。規定の時間より5秒ずつ過不足があると-1点ずつ減点されます。

シリーズ獲得スコアからグランプリ優勝者を予想してみる

いよいよ、優勝者の予想ですが、もう一度上の表を表示します。

選手(大会) SP FS 合計
基礎点 GOE 構成点 基礎点 GOE 構成点
ザギトワ(3) 28.33 4.80 35.77 61.98 12.30 72.11 215.29
ザギトワ(5) 33.23 10.30 37.25 58.02 10.66 73.49 222.95
紀平梨花(4) 34.09 4.31 32.19 68.75 18.42 67.55 224.31
紀平梨花(6) 28.49 7.02 32.13 62.90 9.33 66.05 205.92
宮原知子(1) 32.53 6.89 34.44 61.91 13.09 70.85 219.71
宮原知子(4) 31.49 8.84 35.75 60.55 11.34 71.50 219.47
トゥクタミシェワ(2) 35.39 7.00 31.83 60.35 4.91 64.84 203.32
トゥクタミシェワ(4) 34.99 8.19 32.99 64.25 11.96 66.64 219.02
坂本花織(1) 30.49 7.43 33.37 62.23 13.18 67.20 213.90
坂本花織(3) 27.72 -0.79 32.33 60.76 12.20 67.20 197.42
サモドゥロワ(1) 30.73 5.09 28.59 61.11 10.96 62.22 198.70
サモドゥロワ(5) 30.73 6.27 30.40 58.96 8.11 63.54 198.01

単純に考えれば、2回のシリーズ大会での獲得スコアの平均点が高い人がグランプリ優勝に近い(その実力がある)と言ってよいでしょう。

2回の平均スコアは、ザギトワ選手219.12点、紀平選手は215.115点宮原選手219.59点となり、ザギトワ選手と宮原選手が一歩リードと言ったところでしょうか。

スコア的にはこの3人が他の3人を引き離しているので、優勝者はこの3人のうちの中から出る可能性が高いと言えます。

その中でも2大会のスコア(の平均)が高かったザギトワ選手と宮原選手の2人がかなり有利かなと思われます。

なぜこの2人のスコアが高かったかというと、データを見ると一目瞭然ですね。2人とも構成点(黄色背景の太数字)が高いからですね。演技力が他の選手よりも突出しているとも言えるわけで、そりゃ強いわけです。

演技力はジャンプと違って失敗とかほとんどない項目ですから、毎回ある程度は高い点数を期待してよい項目のはずです。つまり次のグランプリファイナルでも構成点はこの2人は高いと考えてよいでしょう。かなり有利ですね。

しかし、だからと言って紀平選手の優勝の可能性がザギトワ・宮原両選手より少ないかと言うとそんなこともなく、むしろ紀平選手こそが優勝の大本命だと言えるかもしれません。なぜなら最高点は紀平選手224.31点だからです。

紀平選手はザギトワ・宮原両選手よりも構成点は低いですが、その代わり基礎点(赤の太数字)が高いです。そしてGOE(青の太数字)で18.42という一人だけ異次元の得点を叩き出しています。

他の選手よりもたくさんの難しい技に挑戦して、そしてそれを成功させているわけです。おそらくグランプリファイナルでも紀平選手は他の選手よりも難しい技を多く取り入れてくるでしょう。それらを成功させたら紀平選手の優勝でしょう。

簡単に言うと、演技力のザギトワ・宮原か?技の紀平か? がグランプリファイナルの1番の見所となります。

また、技(基礎点)ではトゥクタミシェワ選手も見逃せない選手です。ファイナルでも難しい技に挑戦してくると思いますので、それらが見事に決まれば優勝争いに加わってくるかもしれません。

では、最後に優勝予想ですが、ここまで調べて思ったのはやはり紀平梨花選手の異次元のGOEの高さです。超一流の選手の中でも群を抜いているわけで、まだ安定感という点ではこれからの課題かもしれませんが、若い分 恐れを知らずに挑戦して、そして見事に成功させてしまう気がします。なので優勝は紀平梨花選手、という予想をしてみたいと思います。

ポスレ
演技力のザギトワ・宮原、技の紀平・トゥクタミシェワ。そこを意識しながら演技を見てみると楽しそうだね。

日露対決を制するのは一体誰なんだー?!本当に紀平梨花ちゃんなのか?!待ち遠しい!


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